元実印作成屋さんが贈る、アドバイス

実印を作ったのは、初めてのアパート賃貸契約の時でした

短大を卒業後、晴れて社会人となり、初めてのアパート賃貸契約の時に印鑑登録をすることになりました。 認印でも印鑑登録が出来ると聞きましたが、何となく気が進みませんでした。

実印を作ったのは、初めてのアパート賃貸契約の時でした

母に相談すると、「この際、実印を印鑑屋さんで作ってもらったらどう?」と言われて、近くの印鑑屋さんへ行きました。 実印というと、大きくて立派でお値段も高いのだろうと恐る恐る相談してみると、材料によって値段は様々だと聞きました。 明るい木材の色と手頃な値段が気に入ったので、柘植で作ることにしました。綺麗な印鑑ケースも込みで5000円でおつりが来たと記憶しています。 若い女性だから、と姓を入れずに名前だけの印鑑にしました。

規定サイズというものがあって一応8mmから25mmとしている所が多いようです 一般的には男性で丸型16.5mm、女性で13.5mmが人気があるようです。

参考:実印作成ナビ.com

大きすぎるものは偉くなってから使うもので、通常は13.5ミリの物が吉相だ言われたので、勧められるとおりに作ってもらいました。 初めての賃貸契約の書類に赤くて鮮やかな色の陰影は、今でも忘れることが出来ません。 社会人になり、「契約を取り交わす」ことの出来る大人になった誇らしさを感じると同時に、責任も負うことになることを感じました。

そのことを報告すると、実家の母は「きちんとした印鑑を持っていれば、いい加減な契約はしないと思うわ」と言ってくれました。 今でも、何かしらの契約をする時には、「印鑑を押す意味」というものを母の優しい声とともに思い出します。

2人の娘の印鑑

2人の娘の印鑑

うちには2人の娘がいるんですが、娘の銀行印を作りました。 将来結婚して苗字が変わってしまった時に作り直すのも大変だし、残念ながら離婚なんてことになったらまた作り直すので大変だと思い、名だけの印鑑を作りました。 これだと生活環境が変わっても大丈夫だと思いました。

印鑑を作る際、会社の先輩の話を参考にしました。 私自身は苗字で銀行印や実印を作っていたので、結婚した時に銀行で印鑑の登録し直しをしたり、実印登録を変更しました。 とっても手間がかかったことを覚えています。 会社の先輩はお母さんから女の人は苗字ではなく名前で作ったほうが便利だと言われたそうで、そのように作っているので何をするにも便利なようなんです。 自分が煩わしい手続きをしたことと、後になってその会社の先輩の話で聞いたことを参考にして子供の印鑑は名だけにすることに決めました。

銀行で子供名義の通帳を作る以外に今のところ子供の印鑑を使う機会はありませんが、将来きっと子供は喜んでくれるかなと思っています。